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2016年08月15日

N1林道を潰すとリュウキュウウラナミジャノメとホルストガエルの生息地を直接破壊します。


 東村高江・国頭村安波では、N1地区の米軍ヘリパッドを建設しようと、そこに続く林道を県道側から少しずつ切り開いています。

 N1林道はリュウキュウウラナミジャノメというチョウの多産地となっています。このチョウは沖縄本島中北部、渡嘉敷島、座間味島に生息する沖縄固有種です。準絶滅危惧種に指定されています。生息地では数が少ないという種類ではありませんが、それでも多産地といえる場所は少なく、N1林道は本種にとって重要な生息地となっています。写真はN1林道で撮影した交尾。
N1林道を潰すとリュウキュウウラナミジャノメとホルストガエルの生息地を直接破壊します。



 こちらはN1林道で撮影したホルストガエル。8月5日から毎夜ほぼ同じ場所で見かけていましたが、8日にやっと撮影することができました。8日は撮影した2時間後にも同じ場所にいるのを確認しています。
N1林道を潰すとリュウキュウウラナミジャノメとホルストガエルの生息地を直接破壊します。



 N1林道を潰せば、リュウキュウウラナミジャノメとホルストガエルの生息地を「直接」破壊します。

 このことが8月12日の琉球新報に掲載されました。フリガナがふってあるので子供も読むことができます。
N1林道を潰すとリュウキュウウラナミジャノメとホルストガエルの生息地を直接破壊します。



 N1林道には上記2種だけでなく、ノグチゲラやリュウキュウウラボシシジミ、その他さまざまな動物たちが生息しています。林道を破壊すればかぞえきれないほどの生物を殺すことになります。

  日本政府も、米政府も、沖縄防衛局も、機動隊も、警備員も、作業員も、それをわかっていて林道を潰すのです。