› アキノ隊員の鱗翅体験 › 2013年10月
2013年10月29日
久しぶりの高江虫!(2013年10月28日、東村)
イベントが続いたり体調不良が重なったりで今月は高江に行けませんでしたが28日にやっと高江の虫たちに会いにいくことができました。
リュウキュウウラボシシジミの幼虫の調査の予定でしたが雨が降ってしまい急斜面の山に入ることができなかったため高江の虫たちと思う存分遊ぶことにしました。
翅の綺麗なナガサキアゲハのオスがいたので撮影を粘りましたがチラリズムばっかり。翅の表はピカピカの青い鱗粉が発達していたよ。
ガジュマルの赤く熟した実にガがたくさん集まっていました。
キノコかな?やんばる写真家の兼城淳子さんに見せてあげよっと。
巨大ナメクジは呼吸孔もデカイ。右側にしかないのが不思議ですね。
近付くと触角をしまいこみ孔を閉めました。
ルリタテハの幼虫。
いつの間にか服にウスイロコノマチョウの幼虫がくっついていました。食草っぽいものを探して置いたけどこれで大丈夫かしら。
お腹いっぱいになったリュウキュウアサギマダラが集団になって休んでいました。
リュウキュウアサギマダラの黒色鱗粉発達個体を見かけました。
N1ヘリパッド建設予定地付近ではリュウキュウウラナミジャノメの翅がもう擦れていましたが元気に飛び回っていました。
新川川の河口をこっち側から見てきました。いつもは向かい側の林道から行っています。
帰り際に写真家の豊里友行さんと昆虫を食べるマツバさんがいらしたので高江の虫遊びをバトンタッチ!
リュウキュウウラボシシジミは15頭くらい飛んでいて求愛もよく見られました。右はセンダングサミバエ。
高江はチョウチョの楽園だ!!
リュウキュウウラボシシジミの幼虫の調査の予定でしたが雨が降ってしまい急斜面の山に入ることができなかったため高江の虫たちと思う存分遊ぶことにしました。
翅の綺麗なナガサキアゲハのオスがいたので撮影を粘りましたがチラリズムばっかり。翅の表はピカピカの青い鱗粉が発達していたよ。
ガジュマルの赤く熟した実にガがたくさん集まっていました。
キノコかな?やんばる写真家の兼城淳子さんに見せてあげよっと。
巨大ナメクジは呼吸孔もデカイ。右側にしかないのが不思議ですね。
近付くと触角をしまいこみ孔を閉めました。
ルリタテハの幼虫。
いつの間にか服にウスイロコノマチョウの幼虫がくっついていました。食草っぽいものを探して置いたけどこれで大丈夫かしら。
お腹いっぱいになったリュウキュウアサギマダラが集団になって休んでいました。
リュウキュウアサギマダラの黒色鱗粉発達個体を見かけました。
N1ヘリパッド建設予定地付近ではリュウキュウウラナミジャノメの翅がもう擦れていましたが元気に飛び回っていました。
新川川の河口をこっち側から見てきました。いつもは向かい側の林道から行っています。
帰り際に写真家の豊里友行さんと昆虫を食べるマツバさんがいらしたので高江の虫遊びをバトンタッチ!
リュウキュウウラボシシジミは15頭くらい飛んでいて求愛もよく見られました。右はセンダングサミバエ。
高江はチョウチョの楽園だ!!
2013年10月29日
黒いリュウキュウアサギマダラたちが「やどりが」に掲載されました。
短報「黒色鱗が発達したリュウキュウアサギマダラ」が日本鱗翅学会会誌『やどりが』№238に掲載されました。
東村高江で2011年10月の約3週間の間に黒い鱗粉が発達(通常青い部分にはみ出すようにまたは散らすように黒色が拡がっている)したリュウキュウアサギマダラを数頭目撃し、そのうちの5個体を写真で紹介しています。
一番黒い個体はこんな感じでした。(写真2011.10.20)
ちなみに通常の個体はこちら。(写真2009.9.21中城村)
2013年10月28日にも高江の同じ場所で黒色鱗が発達した個体を撮影することができました。
この場所にはこの形質を表す遺伝子があるのかもしれませんね。
東村高江で2011年10月の約3週間の間に黒い鱗粉が発達(通常青い部分にはみ出すようにまたは散らすように黒色が拡がっている)したリュウキュウアサギマダラを数頭目撃し、そのうちの5個体を写真で紹介しています。
一番黒い個体はこんな感じでした。(写真2011.10.20)
ちなみに通常の個体はこちら。(写真2009.9.21中城村)
2013年10月28日にも高江の同じ場所で黒色鱗が発達した個体を撮影することができました。
この場所にはこの形質を表す遺伝子があるのかもしれませんね。
2013年10月29日
『高江にリュウキュウウラナミジャノメ多産』新聞掲載
2013年9月15日に、東村高江N1ヘリパッド建設予定地付近でリュウキュウウラナミジャノメが多産していることを確認しました。
琉球新報と沖縄タイムスに掲載されましたのでご報告します。
琉球新報(2013年10月25日)
琉球新報はすぐ下に高江のN4ヘリパッド建設地の県環境保全課と沖縄防衛局による赤土等流出防止条例に基づく立ち入り調査の記事が載っていましたのでそちらも同時にアップします。
電子版はこちら。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-214333-storytopic-98.html
沖縄タイムス(2013年10月27日)
10月28日に同地に見に行くとリュウキュウウラナミジャノメの翅はすれていましたがまだまだ元気に飛んでいました。
琉球新報と沖縄タイムスに掲載されましたのでご報告します。
琉球新報(2013年10月25日)
琉球新報はすぐ下に高江のN4ヘリパッド建設地の県環境保全課と沖縄防衛局による赤土等流出防止条例に基づく立ち入り調査の記事が載っていましたのでそちらも同時にアップします。
電子版はこちら。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-214333-storytopic-98.html
沖縄タイムス(2013年10月27日)
10月28日に同地に見に行くとリュウキュウウラナミジャノメの翅はすれていましたがまだまだ元気に飛んでいました。
2013年10月25日
沖縄平和学会2013の報告
2013年10月20日に琉大で行われた沖縄平和学会の報告です。
河村雅美さんは沖縄市サッカー場の米軍遺棄ドラム缶問題に触れ、調査の評価という新しい試みについてお話しました。渡嘉敷健さんはオスプレイの低周波音に関するお話をしました。私は基礎知識として東村高江の自然度の高さと、米軍ヘリパッド建設が自然に与える影響を話した後に本題に入り、自然環境問題でも政治が絡むと研究者が関わりたがらないという現状とその理由(研究者の意識の低さ(昆虫などそれぞれの生き物は好きだが自然は好きでない、面倒なことに関わりたくない)、制度の問題(調査にかかる費用が自己負担、調査を行うことや事業者側に都合の悪い結果を出すことで仕事等に差し支える)を話しこれらの問題はすぐには解決しないので調査に関わる人が金銭的・時間的に大きな負担を負っている、研究者が増えれば一人当たりの負担も軽減されるし発見が増え発信の範囲も広くなると訴えました。また、これまでの調査でわかった知見の一部と調査で感じたこと(調査目的がずれた人を切り捨てることも必要)を話しました。雅美さんや渡嘉敷さんの報告を聞いて知ったこともあったので参加できて良かったです。
琉球新報 電子版
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-214116-storytopic-1.html
沖縄タイムス 電子版
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-21_55578