てぃーだブログ › アキノ隊員の鱗翅体験 › 2021年08月

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Posted by TI-DA at

2021年08月24日

毎日新聞「沖縄論壇時評」渡辺豪さんが県警による宮城秋乃の強制捜査に言及。(2021年8月22日)

2021年8月22日付けの毎日新聞「沖縄論壇時評」で渡辺豪さんが、沖縄県警によるワタシの強制捜査について言及し、記事の左上のほうでワタシの写真絵本のおすすめもしてくださいました。




電子版(有料記事)
https://mainichi.jp/articles/20210822/ddm/014/070/010000c  


Posted by アキノ隊員 at 03:46東村高江・国頭村安波社会問題

2021年08月24日

おまわりさんが沖縄防衛局に米軍廃棄物について言及するとのことです。(2021年8月23日、北部訓練場)

2021年8月23日、朝7時50分頃、米軍大型車両の車列が北部訓練場に向かっているのを目撃しました。用事を済ませて8時50分頃にメインゲート前に到着しましたが、ワタシが見かけた車両は訓練場から去っていくところでした。ワタシが到着したときのメイインゲートの光景。






米軍車両がまた来るかもしれないと思って待っていましたが、おまわりさんが3人も来てしまい端に追いやられてあとから来た米軍車両1台を数分しか止めることができませんでした。その数分の間に自撮り。


安田パトとワタシ。



ワタシの目の前で入場した米軍車両は、訓練場内でけん引してきたタンクのようなものを降ろしてから帰っていきました。





名護署生活安全課のおまわりさんが2人来ていて、「実弾羽子板は危ないからやらないでください」という内容の注意をしました(以前ブログでお知らせした、名護署で受ける予定だった注意です)。
ワタシ「そんな危険なものを警察が回収せずに放置しているのがおかしい。」
おまわりさん「取り決め(沖縄防衛局・沖縄森林管理署間の協定)で決められている。通報の内容はすべて沖縄森林管理署に伝えている。」
ワタシ「でも沖縄森林管理署や沖縄防衛局からその後連絡が来たことはない。」
おまわりさん「沖縄防衛局から電話があれば弾薬の回収に協力しますか」
ワタシ「米軍廃棄物残留を隠蔽しようとした機関に、それを告発しているワタシが信頼して協力するはずがない。沖縄防衛局が大量の米軍廃棄物の残留を把握しながら支障除去完了を発表したという不正を認め、支障除去を再開すると公言すれば、ワタシは回収に協力する」
おまわりさん「では、私からも沖縄防衛局にその旨を伝えます」

3人のおまわりさんと交代で名護署警備課のおまわりさんが2人来ました。これではこのあと米軍車両が来ても止められないので現場を離れました。そのあともワタシは付近にいましたが新たに米軍車両が来ることはありませんでした。

パトカーに新しいステッカー!





沖縄のおまわりさん、ロードキルだけでなく米軍や政府からもやんばるの生き物たちを守ってあげてね。
  


Posted by アキノ隊員 at 02:13東村高江・国頭村安波社会問題

2021年08月22日

高江機動隊派遣違法公金支出住民訴訟で不当判決(2021年8月20日)

2021年8月20日、国頭村安波(東村高江隣接地)への米軍ヘリパッド建設工事の警備のために6都府県から派遣された機動隊の燃料費や車両修繕費を沖縄県が支出したのは違法だとして、当時の県警本部長ら3人に約913万円を請求するよう県に求めた住民訴訟の判決が那覇地裁であり、山口和宏裁判長は請求を棄却しました。

翌日の地元2紙の報道を紹介します。

沖縄タイムス





琉球新報









前回は警察官の証人尋問があり、多数の警察官が傍聴抽選に参加し住民の傍聴を妨害しました。今回はそのようなことはありませんでした。

三権分立が幻で、警察が国を守り、県が本気で沖縄を守るつもりがない現実のなか、沖縄の生き物たちを殺しにかかってくる権力に立ち向かうにはやはり実力行使しかないのだと改めて思いました。  


Posted by アキノ隊員 at 06:30東村高江・国頭村安波社会問題

2021年08月20日

雨の中、北部訓練場跡地へ。(2021年8月19日、やんばる世界自然遺産)

2021年8月19日、雨の中、吉田邦彦さんとやんばる世界自然遺産となっている2016年返還北部訓練場跡地へ行きました。

実弾を含む不発弾や放射性物質コバルト60含有電子部品と一緒にハイチーズ。記念写真のように見える記録写真です。



リュウキュウヤマガメなど、この日はいろんな生き物たちが出てきてくれました。撮影は吉田さんにお任せしました。

吉田さん、遠くまでお疲れさまでした~。  


Posted by アキノ隊員 at 01:57東村高江・国頭村安波社会問題

2021年08月15日

返還後に北部訓練場跡地に廃棄された未使用空包など。(2021年8月14日、やんばる世界自然遺産)

2021年8月14日、やんばる世界自然遺産である2016年返還北部訓練場跡地へ行きました。以下、添付写真はすべてこの日に撮影したものです。

やんばる世界自然遺産登録地に残る問題として、”返還前に廃棄された米軍廃棄物”がよく話題になりますが、”返還後に廃棄された米軍廃棄物(約380発の未使用空包を含む)”の発見後についてはあまり問題視されていません。

2019年9月28日以降にLZ1ヘリパッド付近で発見した返還後に廃棄された新品の未使用空包のうち、約40発が現在も現場に残っています。



2019年9月29日、一番最初に通報した際に見つけた342発は県警が回収しました。
『北部訓練場返還地で空包を含む廃棄されて間もない米軍廃棄物を確認。(2019年9月28日)』
https://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e11281891.html

その後、追加で何回かに分けて約40発を発見しましたが、2回目の通報時のやりとりで県警の捜査がおこなわれる様子が見えなかったため、証拠品を渡すわけにはいかず、現在も現場に残っています。その後も現在まで、県警からこの件でワタシに連絡が来ることはありません。

県警は返還前に廃棄された不発弾を回収しない根拠として、跡地利用特措法と、沖縄防衛局・沖縄森林管理署間の協定を持ち出しています。
『沖縄県警はなぜ北部訓練場返還地の弾薬を回収しなくなったのか。』
https://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e11963501.html

しかし、返還後に廃棄された弾薬を調査しないことについて、同じ根拠を用いることはできません。

県警は当時、「返還後に廃棄されたものかどうかわからないので、進展があれば対応をすることもあるかもしれない」という内容の、あいまいな返事をしています。

現場の状況から返還後に廃棄されたことは明らかです。県警は現場を確認し、持ち帰った空包を見て、返還後に廃棄されたものということはわかっているはずです。

そうでなくても、新品の空包がいつ廃棄されたのかを調べるのが警察の仕事です。

これは明らかに職務放棄です。

これでは、今後も捨てる場面され目撃されなければ米軍は返還地に不発弾などの廃棄物を廃棄しても問題にされないということになります。

いまのところ、このことを問題視する報道はありません。

沖縄県警は運営指針( https://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2019010400029/?doc_id=3316 )に以下の文言を足したらいかがでしょうか。
【強きを助け弱きをくじく】

FBJヘリパッド跡の離着陸麺にはワタシがことし4月25日に置いた米軍廃棄物がそのまま残っていました。少なくとも4月25日以降、沖縄防衛局に鉄板の撤去を委託された作業員らは来ていないことがわかります。



放射性物質コバルト60含有電子部品の入っていたペール缶や内容物不明のドラム缶は防水シートをかけられたまままだ放置されていました。





世界遺産となったのに、現場まで来れば誰れでも触れるずさんな管理状態です。

不発の空包を3発見つけました。この日は弾薬探しが目的ではなかったのですが、たまたま見つけました。



最近は不発弾を見つけてもブログやSNSで紹介しないことも多く、数えずそのまま現場に残してきているので、今何発まで増えたのかわかりません。

世界遺産とコバルト60とワタシ。



帰り道、森の王者に遭遇。見ている間の数分間、口を少し開き首を膨らませました。威嚇しているのかと思いましたがこのような態度はこれまでに見たことがなく、もしかしたらご飯が喉元を通りすぎるところだったのかもしれません。


沖縄にはよく【ハブに注意】という立て看板がありますが、ハブからしたら【人間に注意】だよ。屋内・敷地内以外でも殺す人間のほうが恐ろしいわ。

以上、やんばる世界自然遺産の状況報告でした。
  


Posted by アキノ隊員 at 06:50東村高江・国頭村安波社会問題