てぃーだブログ › アキノ隊員の鱗翅体験 › 2016年06月

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Posted by TI-DA at

2016年06月23日

鳩山邦夫さん、ご教示をありがとうございました。


 チョウチョの先輩、鳩山邦夫さんがお亡くなりになりました。

 邦夫さんは、中城公園整備事業に関し、2009年に公の場で「沖縄県の天然記念物、フタオチョウのいる場所を壊してはいけない」という内容の発言をされました。

 高江のリュウキュウウラボシシジミの保護について直接行動はされませんでしたが、その件に関し人を紹介していただきました。

 高江の問題やチョウについての活動をする上で大変役に立つ技術をご教示いただきました。この技術は本当に役立っています。

 邦夫さんが米軍ヘリパッド建設計画について個人的にどう考えていたのかはわかりませんが、完全な無視はしませんでした。

 自民党は高江のヘリパッド建設を推進していますから、それに関わる人を私は絶対に許しませんが、虫家としてご教示いただいたことについては感謝しています。

 たくさんのご教示に対し、お礼を言うチャンスがありませんでした。


 鳩山邦夫さん、ご教示をどうもありがとうございました。



 チョウのかりゆしウェアがとても似合っています。  

Posted by アキノ隊員 at 01:41その他

2016年06月23日

米軍機の低空飛行(2016年6月21日、22日、沖縄島中部)


 チョウチョを観察していたら、米軍機が何度も低空飛行で飛んできました。うち数機を撮影しました。

2016年6月21日 オスプレイ・ヘリモード(写真5枚同一機体)











2016年6月22日(輸送機とオスプレイ。2と3、4と5はそれぞれ同一機体)

















5(真上)







 米軍機をわざわざ見にきたわけでもなく、米軍機の監視を意識しているわけでもなく、飛行機マニアでもないワタシが、普通の生活(虫見)をしている中でこんな写真が撮れちゃう沖縄。

 これを「嫌だっ!」って言ったらネトウヨさんたちに「沖縄の人はワガママだ!」って言われちゃう、、、汗。

 22日はフタオチョウの掲載するほどの写真は撮影できなかったのでハンミョウのマウントをどうぞ。

 何ハンミョウ?あとで追記します。



 オスがメスの胸部をアゴでしっかりくわえています。



 クロヨナが発芽していました。でも草刈で芽を刈られてしまったみたい。



 命を奪う訓練の下には命を育もうとする生き物たちがいました。
  


Posted by アキノ隊員 at 00:39社会問題

2016年06月23日

フタオチョウの失恋(2016年6月22日、沖縄島中部)


 求愛されていたメスがタブノキの葉にとまり(写真下の個体)、その向かいに追いかけてきたオスがとまりました。



 交尾しようと、オスがお腹を曲げてメスに腹端を近付けます。



 ふられた。。。

  


Posted by アキノ隊員 at 00:15生き物

2016年06月23日

フタオチョウのふ化幼虫(2016年6月21日、沖縄島中部)


 2016年6月16日に産まれたフタオチョウの卵(http://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e8758736.html)が、21日にふ化していました。



 茶色の頭がかわいい。20日夕方までは卵だったので、20日夕方~21日午前にふ化したのでしょう。

 隣に終齢幼虫がいたので比較。



 22日はこのチビ幼虫を見つけることはできませんでした。

 この日みられたフタオチョウの様子。

 狭すぎるテリトリー。





 こちらはオス2頭が縄張りを張っているわけではなく、オスに求愛のために追いかけられたメスが葉上にとまったら、そのそばにオスもとまって求愛もせず一緒にとまっているという場面。翅を広げているのがオス?



 6月半ば~7月上旬は1年の中で一番のフタオチョウ成虫のピークだけど、今はその中でもピークの時期なのかも。いつまでこの数が見れるかなー、長~く見れたらいいけどちょっと忙しすぎるな(笑)。
  


Posted by アキノ隊員 at 00:10生き物

2016年06月21日

フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


 ワタシが1年で一番忙しい時期がやってきました、梅雨明け後のフタオチョウのピークです。

 2016年6月16日、17日、20日に撮影したフタオチョウの卵~成虫を紹介します。

 メス。ぷっくりお腹がワタシみたいでかわいい。



 オス。翅に左右対称のビークマーク(鳥のくちばしの痕)。二尾が無くなったってハンサムだ。



 正面から見ても翅がかっこいい。



 テリトリーを張るオス。



 タブノキで吸汁する姿が数カ所で見られました。写真の右の虫はリュウキュウツヤハナムグリ。



 これでも一応縄張りを張っているのかな、、、。









 時々現れるメスをオスが追いかけます。





 メスにプロポーズする2頭のオス。とまっているのがメス。



 クワノハエノキに産卵。



 上の写真のメスが産んだ産卵直後の卵。てっぺんは平らですがくぼんではいません。



 4日後にはうっすらと幼虫の顔が透けて見えます。卵のてっぺんが少しくぼんでいます。





 成虫は12時半から活発に飛び始めました。16時~17時には葉や枝にとまって休みます。





 終齢幼虫。頭に寄生蠅の卵が3つ付いています。





 枝に逆さにぶら下がって死んでいる終齢幼虫を見つけました。腐っていて、枝を動かすとすぐに落下してしまいました。ウイルスにやられたのかな。



 サナギの殻が二つ見つかりました。サイズの違いは雌雄の違い?



 いまだにフタオチョウの第2報(幼虫の摂食行動について)を書いていないので、どうせなら今期も新知見を見つけて書き加えられたらいいなー。
  


Posted by アキノ隊員 at 05:25生き物