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2016年06月21日

フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


 ワタシが1年で一番忙しい時期がやってきました、梅雨明け後のフタオチョウのピークです。

 2016年6月16日、17日、20日に撮影したフタオチョウの卵~成虫を紹介します。

 メス。ぷっくりお腹がワタシみたいでかわいい。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 オス。翅に左右対称のビークマーク(鳥のくちばしの痕)。二尾が無くなったってハンサムだ。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 正面から見ても翅がかっこいい。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 テリトリーを張るオス。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 タブノキで吸汁する姿が数カ所で見られました。写真の右の虫はリュウキュウツヤハナムグリ。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 これでも一応縄張りを張っているのかな、、、。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 時々現れるメスをオスが追いかけます。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 メスにプロポーズする2頭のオス。とまっているのがメス。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 クワノハエノキに産卵。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 上の写真のメスが産んだ産卵直後の卵。てっぺんは平らですがくぼんではいません。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 4日後にはうっすらと幼虫の顔が透けて見えます。卵のてっぺんが少しくぼんでいます。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 成虫は12時半から活発に飛び始めました。16時~17時には葉や枝にとまって休みます。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 終齢幼虫。頭に寄生蠅の卵が3つ付いています。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)


フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 枝に逆さにぶら下がって死んでいる終齢幼虫を見つけました。腐っていて、枝を動かすとすぐに落下してしまいました。ウイルスにやられたのかな。
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 サナギの殻が二つ見つかりました。サイズの違いは雌雄の違い?
フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)



 いまだにフタオチョウの第2報(幼虫の摂食行動について)を書いていないので、どうせなら今期も新知見を見つけて書き加えられたらいいなー。




Posted by アキノ隊員 at 05:25 │生き物