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2015年11月01日

高江ヘリパッドの環境影響評価審査会を傍聴しました。(2015年10月26日)


 2015年10月26日に行われた「平成27年度第7回環境影響評価審査会」(会長・宮城邦治沖縄国際大学名誉教授)を傍聴しました。

 東村高江・国頭村安波の米軍ヘリコプター着陸帯建設についての、沖縄防衛局の事後調査報告書や知事への答申案の審議でした。

 傍聴者は30人ぐらいでした。

 N4ヘリパッドに敷かれた芝が茶色に焼き焦げていて、オスプレイの高温排気熱が原因と考えられる。ヘリパッド周辺の木の枝が枯れていることが確認された。敷いた芝は県外からの外来種であり、ヘリパッド周辺では県内に自生していないクズ等も確認された。など心配されていたことが現実になっていたことがわかりました。

 オスプレイは暴風で土を巻き上げ、それを機体が吸い込み内部の高温により窒素酸化物が出ている可能性もあり福地ダムへの水質の悪影響が考えられるそうです。

 高江からは2名の意見陳述があり、高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会の北上田毅さんより「工事車両の進入路を完成後に米軍が使用するのであれば、赤土流出防止策を講じるべき。現在の計画ではそれが考慮されていない。」との指摘がありました。

 もうヘリパッド建設をやめるしかないじゃないかというような内容ですが、それでも沖縄防衛局は「環境の保全について適正な配慮ができるものと考えている(7月の事後調査報告書より)」と言い張るのでしょうか。。。

 すでにたくさんの動物たちが死んでいます。環境保護なんて無理ですから早く中止にしてください。