アキノ隊員の鱗翅体験

2022年1月3日、NHK　BS1で
『美ら森を継ぐ 世界自然遺産“やんばる”の光と影』
が、放送されました。

〇やんばるのカエルの調査をしている千木良芳範さん
〇やんばる世界自然遺産登録地の米軍廃棄物調査をするワタシ
〇ヤンバルクイナの保護活動をおこなうどうぶつたちの病院沖縄の金城道男さん
が、それぞれ約15分ずつ紹介されていました。

家にテレビがなく人の家で見せてもらったため、時間がなく金城さんが紹介された部分はまだ見ていませんが後日勉強させてもらおうと思います。

以下はワタシの活動が紹介された場面の一部です。青字が番組内で報じられた内容で、そのあとはワタシによる補足です。

2016年に返還された北部訓練場を跡地利用特措法に基づいて防衛省が支障除去をおこなったが、返還地約4000ヘクタールのうち、1％足らずでしか実施していないということをきちんと指摘していました。



県が沖縄防衛局に現在残っている米軍廃棄物の適切な処理を求めたことにも触れていました。しかし県は、米軍廃棄物の存在を知っていながらこの地域の世界自然遺産登録を推進しました。



沖縄防衛局は現在、この地域の廃棄物調査をおこなう業者を募集しているとのことです。公告が沖縄防衛局HPに掲載されていました。
https://www.mod.go.jp/rdb/okinawa/01nyusatsu/kensetsu/koukoku/03sonota/031214HokubukunrenjyouatochiHaikibutucyosa.pdf
これについては次のページに改めて投稿します。



沖縄防衛局は、「新たに廃棄物などが確認された場合は・・・」としています。大量の米軍廃棄物の残留を知っていて隠蔽したことを認めていません。



やんばる世界自然遺産登録地上空をオスプレイなどが低空飛行する場面もありました。

FBJヘリパッド跡地を歩くアキノ隊員



政府が米軍廃棄物残留を隠蔽しようとしたことや、米軍廃棄物が残留したまま世界自然遺産に推薦され、IUCNやユネスコがそのことや米軍機の飛行に触れずに勧告や登録をしたことには触れていませんでしたが、NHKの番組でここまで報道できたなら良かったと思いました。

もし再放送の情報がありましたお知らせします。