アキノ隊員の鱗翅体験

2021年11月29日、同月26日に沖縄タイムス電子版に掲載されたガレッジセール・ゴリ氏のコラムについて下記ブログ投稿をしました。

『沖縄タイムスに掲載された他国文化を嘲笑うゴリのコラム（2021年11月26日）』
https://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e12097995.html







掲載から5日経ち、私は何度もフェイスブックやツイッターで沖縄タイムスに抗議をしましたが現在まで削除も謝罪もありません。同社記者からの反応もありません。その間、フェイスブックではコラムを批判する私に絡めた韓国差別が増えていきました。

















削除や謝罪がないのは沖縄タイムスがこれを問題と認識していないからなのか、社内にこれを問題だと指摘する人がいないのか、ゴリ氏やゴリ氏の所属事務所である吉本興行との関係で削除や謝罪ができない事情があるのか、わかりません。

そしてさらに残念なのは、このコラムが問題であるとして反応した方が、フェイスブックとツイッターを合わせても数十人しかいないのです。沖縄県民もたいして反応していないのです。

沖縄の新聞社が他国を侮辱した際、それを一番に批判しないといけないのは県民ではないですか？

身近な新聞社だからとか、記者と知り合いだからとか、取材してもらっているからとか、基地問題の取材や掲載を頑張っているからとかの理由で、批判しにくいのはわかります。

それでも言わないと、県民は韓国への侮辱に目をつぶったことになります。それは、権力や大衆に擦り寄り沖縄をいじめたりいじめを傍観する構図と同じではないですか。

ゴリ氏や沖縄タイムスに悪意はなかったのかもしれません（←擁護のために書いているわけではありません）。しかし、それでも書いたり掲載してしまったことは事実です。

差別の芽は小さいうちに摘み取らないと大きくなっていきます。

私たちは基地問題で何を学んだのですか？