アキノ隊員の鱗翅体験

辺野古環境監視等委員会・五箇公一氏（国立環境研究所 生態リスク評価・対策研究室室長）が、
宇部興産出身者
であることを、数日前にFBFに教えていただき初めて知りました。

インターネットで検索してみると、
宇部興産株式会社農薬研究部
に勤めていたことがあちこちに書かれていますが、これを問題視するものは見当たらなかったので、すでに知っている人や問題だと感じている人はいると思いますが、念のため本ブログに書いておきます。

宇部興産、琉球セメント、辺野古基地建設の関係については下記リンク先をご覧ください。
Osprey Fuan Club　HP
『琉球セメント、一皮むけば宇部興産』
https://ospreyfuanclub.hatenablog.com/entry/2018/12/03/034536
「岸信介の長男であり安倍晋三の甥の岸信和がいた会社。そして安倍政権の毎度の政治献金常連企業でもある。」（リンク先より抜粋）

国立環境研究所、つまり国側にいる五箇氏を国の事業の環境監視をおこなう委員として国が選抜すること自体が公正公平でありませんが、それだけでなく、その事業によって恩恵を受ける企業とも深い関係を持っていたのです。

生物・自然環境系の研究者や愛好家に人気の高い五箇氏。彼が辺野古環境監視等委員会委員であることを知っていても彼や防衛省をそのことで批判する人はほとんどいません。

日本学術会議では国に都合の悪い意見を言う研究者は任命拒否という形で排除されましたが、辺野古では国に都合のいい研究者が採用されています。

生物・自然系研究者の多くが、国が学問を都合よく利用する状況を許しているのです。