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2021年09月08日

仕事なら何をしても許されるなんてことはない。

前にフェイスブックに同じような内容の文章を書いたけどブログにも書きます。

時々耳にする「基地の建設や存続に関わっている作業員や業者や機動隊や警備員は仕事でやっているのだからしかたない」という言葉。だからあなたは悪くない、あなたに責任はない、という意味で使われている。この言葉で作業員だけでなく強者側にいる業者や警察官まで擁護する不思議。時に本人までもが「私は仕事をしているだけ」と開き直る。この許しの言葉は被害にあっているものにしか選択できない言葉のはず。しかし、生き物たちは声をあげられない。だからこそ、人は人に対し厳しくするべきなのでは?自然に害を与えている「人間」という同じ側にいる者どうしで許しあってどうする?現状を考えればそう思う気持ちは十分に理解するが、だからといって被害にあっている者に代わってあなたに許す権利はない。もし口にするならそのあとに「だけどね、仕事なら何をしてもいいなんてことはないんだよ」と付け加えるべきだ。これは米軍基地問題に限らない。



Posted by アキノ隊員 at 07:05 │社会問題