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2021年07月30日

加藤官房長官のやんばる世界遺産の米軍廃棄物に関する回答(2021年7月27日)

2021年7月27日午前の官房長官記者会見で東京新聞のムラカミ記者から、やんばる世界遺産登録地である北部訓練場跡地の米軍廃棄物残留に関する質問がありました。

下記リンク先に掲載されている動画の19分53秒~21分20秒です。
https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/202107/27_a.html

ムラカミ記者の質問は、"玉城デニー沖縄県知事の、たまたま見つかったときだけ米軍廃棄物を処理するのではなく、国が責任を持って、残留している事実を念頭に置いて環境浄化してほしい、という要望に対し、国はどう応えるか”、という内容でした。

それに対し加藤勝信氏の回答は、"返還に際し、廃棄物が残留する蓋然性が高い範囲で支障除去を実施した。また、返還地が地権者へ引き渡されたのちにおいても、新たに廃棄物が確認された場合には、関係機関と調整のうえ、適切に除去等をおこなってきている”という内容でした。

知事の要望を受け入れる、とは言いませんでした。要望は受け入れられないと答えず、回りくどい言い方で批判や追及から逃げようとしている姿勢がうかがえます。

加藤官房長官のやんばる世界遺産の米軍廃棄物に関する回答(2021年7月27日)