2020年10月04日
1993年返還の北部訓練場跡地で米軍廃棄物発見。赤旗に掲載されました。(2020年10月3日)
現在主に調査している2016年返還の北部訓練場跡地ではなく、1993年に返還された高江の北部訓練場跡地にも、大量の米軍廃棄物が残されていることを8月~9月の数回の調査で発見しました。これが、2020年10月3日の「しんぶん赤旗」に詳しい文章と写真で掲載されました。環境省関係者がこの米軍廃棄物について知っているだろうという点にも触れています。
同件について、2020年10月2日の琉球新報にも掲載されました。写真に写っているのはこのときお手伝いに来てくれた友人です。
電子版
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1200884.html?fbclid=IwAR0HONflQ4_9PCTzHQDVBsiDE1MZZZnFYDVcSPQicFgiLLcIBPikLvq1Ka4
この場所を見つけたきっかけは、2020年7月14日に、この場所に不発の手榴弾を自衛隊が回収に来たことです。回収場所を琉球新報の島袋良太記者が環境省に問い合わせてわかり、それでこの場所一帯を調査しました。現場取材に来た記者は別の方です。今回の新報の記事で、自衛隊が回収した手榴弾が米国製であることを初めて知りました。
せっかく島袋記者が調べてくれたのにと、琉球新報の記事の大きさや適当な写真を見ると残念な気持ちがあるのが正直なところです。
沖縄では米軍廃棄物の発見が当たり前になりすぎて、新たな米軍廃棄物の廃棄場所が見つかることがどれだけ重要なことなのかぴんと来なくなっているのかもしれません。
2020年10月3日、赤嶺政賢衆議院議員(写真中)と瀬長美佐雄県議員(写真左)が視察にきました。赤旗記者の取材もありました。
琉球新報に記事が掲載されたことで、過去の記事の訂正記事を出すことが可能になりました。まずはこのページの内容を拡散させたいため、数日置いてから訂正記事を書きたいと思いますのでしばらくお待ちください。
この場所の調査で見つかった米軍廃棄物を紹介します。ライナープレートはありませんが、それ以外は2016年の返還地と同じようなものがほとんどです。
白い液体と沈殿物が入った茶色の小瓶と乾電池。小瓶の中身は分析予定。
ブーツ2足とブーツの靴底。
使用済み照明弾4発
使用済み煙幕手榴弾2発
土嚢袋。中身のないものや、中身があって整地のために地中に埋められているものなど。
野戦食の袋。
食器や野戦食の袋に入っているスプーン。
信じられないほど大量の瓶。ほとんどが茶色。割れたものが多く現場は危険な状態となっている。
地中に埋もれたゴムシート
数種のバッテリーや食品の缶。
電球数個。割れたものもある。
ビールの缶。
他にもいろいろありますが、たくさんありすぎてすべてを撮影するのは難しいです。
現場は掘っても掘っても地中からゴミが出てくる状態で、割れたガラスがとても多く、大変危険な状態です。これらの上を通った生物が体を傷つけたり、誤食したりするかもしれません。化学薬品による汚染がないかもこれから調べていきます。
これ、いったいどうやって片付けるの?現場を見てると泣きたくなります。
現場には中ぐらいの炭焼窯の跡が残されていました。写真ではわかりにくいですね。
これらの現場にはマングーズ防除用トラップが複数あるので、環境省がこの米軍廃棄物を知らないということはないはずです。
マングースバスターズ、あんなにたくさんいるのにこれまで誰一人告発しようとする人はいなかったなんて情けないなぁ、なぁにが自然保護だよ(←また嫌われるようなことを言う!)。
ということで、警備員さんたちに監視されながらもワタシがどんどん暴いていきますよっと。
同件について、2020年10月2日の琉球新報にも掲載されました。写真に写っているのはこのときお手伝いに来てくれた友人です。
電子版
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1200884.html?fbclid=IwAR0HONflQ4_9PCTzHQDVBsiDE1MZZZnFYDVcSPQicFgiLLcIBPikLvq1Ka4
この場所を見つけたきっかけは、2020年7月14日に、この場所に不発の手榴弾を自衛隊が回収に来たことです。回収場所を琉球新報の島袋良太記者が環境省に問い合わせてわかり、それでこの場所一帯を調査しました。現場取材に来た記者は別の方です。今回の新報の記事で、自衛隊が回収した手榴弾が米国製であることを初めて知りました。
せっかく島袋記者が調べてくれたのにと、琉球新報の記事の大きさや適当な写真を見ると残念な気持ちがあるのが正直なところです。
沖縄では米軍廃棄物の発見が当たり前になりすぎて、新たな米軍廃棄物の廃棄場所が見つかることがどれだけ重要なことなのかぴんと来なくなっているのかもしれません。
2020年10月3日、赤嶺政賢衆議院議員(写真中)と瀬長美佐雄県議員(写真左)が視察にきました。赤旗記者の取材もありました。
琉球新報に記事が掲載されたことで、過去の記事の訂正記事を出すことが可能になりました。まずはこのページの内容を拡散させたいため、数日置いてから訂正記事を書きたいと思いますのでしばらくお待ちください。
この場所の調査で見つかった米軍廃棄物を紹介します。ライナープレートはありませんが、それ以外は2016年の返還地と同じようなものがほとんどです。
白い液体と沈殿物が入った茶色の小瓶と乾電池。小瓶の中身は分析予定。
ブーツ2足とブーツの靴底。
使用済み照明弾4発
使用済み煙幕手榴弾2発
土嚢袋。中身のないものや、中身があって整地のために地中に埋められているものなど。
野戦食の袋。
食器や野戦食の袋に入っているスプーン。
信じられないほど大量の瓶。ほとんどが茶色。割れたものが多く現場は危険な状態となっている。
地中に埋もれたゴムシート
数種のバッテリーや食品の缶。
電球数個。割れたものもある。
ビールの缶。
他にもいろいろありますが、たくさんありすぎてすべてを撮影するのは難しいです。
現場は掘っても掘っても地中からゴミが出てくる状態で、割れたガラスがとても多く、大変危険な状態です。これらの上を通った生物が体を傷つけたり、誤食したりするかもしれません。化学薬品による汚染がないかもこれから調べていきます。
これ、いったいどうやって片付けるの?現場を見てると泣きたくなります。
現場には中ぐらいの炭焼窯の跡が残されていました。写真ではわかりにくいですね。
これらの現場にはマングーズ防除用トラップが複数あるので、環境省がこの米軍廃棄物を知らないということはないはずです。
マングースバスターズ、あんなにたくさんいるのにこれまで誰一人告発しようとする人はいなかったなんて情けないなぁ、なぁにが自然保護だよ(←また嫌われるようなことを言う!)。
ということで、警備員さんたちに監視されながらもワタシがどんどん暴いていきますよっと。
Posted by アキノ隊員 at 03:19
│東村高江・国頭村安波│社会問題