アキノ隊員の鱗翅体験

上の写真はSNS表紙用です。

2021年11月22日、洋上監視訓練で国頭村の安田漁港と辺士名漁港に陸上自衛隊の第15偵察隊が来ていました。

ワタシは最初に安田漁港へ。9時頃、自衛隊車両が3台入域しました。





もっと来るかもしれないと思い漁港入り口で待っていると9時半頃、隊員さんが二人（うち一人は1尉。写真の車両の助手席）乗った車両が1台やってきたので止めました。その際、自分の名前も伝えました。






この日2時間も止めることができたのは“ワタシが進行を妨害してから隊員さんがすぐに通報したのにパトカーが遅れた”ということではなく、隊員さんが自分の説得でなんとかしようとしばらく通報をしなかったためにパトカーが来るのが遅かったのです。





ワタシは最初に車両を止め始めたときと、隊員さんがワタシを説得しようとした際に、ワタシが車両を止める目的は宮古島へのミサイル搬入を含め、自衛隊の軍事活動が自然破壊につながるのでそれに対する抗議だ、と話しました。



11時半頃にパトカーがやってきておまわりさんに排除され、自衛隊車両は漁港に入りました。





2時間も止めることができるなら機材が積載された車両を止めたかったと思いましたが、さすがに訓練に大きく支障が出る車両を止めるとすぐに警察を呼ぶでしょう。



平良パト。天気が良ければカレンダーに使えるような写真になったのに。



パトカーを撮影したあと、漁港に入りました。おまわりさんも隊員さんに確認し忘れたことを聞くために入りました。確認ごとを聞いたらすぐに去っていきました。



しかし、しばらくするとパトカーがまた戻ってきました。パトカーの向こうに一緒に来たワゴン車が停まっており、たぶん県警の車両だと思います。遠くて紺色の作業着を着た、おまわりさんと思われる二人の顔が見えませんでしたが警備課かなと思いました。ワゴン車の中で隊員さんに聞き取りをおこなっていました。ワタシには声をかけずそのうち帰っていきました。ワタシは後日、署に呼ばれると思います。





屋上で作業する隊員さんたち。





12時頃、レーダー装置が設置されました。





そのあと少しするとレーダーがくるくる回転し始めました。





地元メディア2社が取材に来たので、偵察隊の偵察は記者やカメラマンにお任せして、ワタシは車両の撮影をおこないました。この日の詳しい情報は琉球新報、沖縄タイムス、NHK沖縄の報道をご覧ください。











次は辺士名漁港へ行きました。こっちでもくるくる回っていました。



























沖縄の自然を破壊することと、自然破壊に繋がる業務に使用される車両を止めること、どっちの罪が重いのだろう。

※2021年11月22日22時14分追記
今日の国頭村での第15偵察隊の洋上監視訓練がNHK沖縄で報道されていました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20211122/5090016372.html