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2016年09月02日

琉球新報記者がN1裏でリュウキュウウラナミジャノメの今季発生を確認。(2016年8月31日、東村高江・国頭村安波)

東村高江・国頭村安波N1裏、やはり今季のリュウキュウウラナミジャノメ(準絶滅危惧種・沖縄固有種)が発生していました。2016年8月31日、琉球新報の記者二人が確認・撮影しました(この日現場にいれなかったことが悔しい~!)。

確認された個体は翅の状態から羽化して数日以内と思われます。本種は9月中頃に成虫の数が増えるので、まだ付近にサナギがあるはずです。伐採で刈り取られてしまったものもいると考えられます。

これ以上、ヘリパッド建設による伐採で本種を殺したり、生息地を奪わせてはいけません。

昆虫・生物関係者のみなさま、行動をよろしくお願い致します。

琉球新報2016.9.1 ※訂正:記事中の「ふ化」は「羽化」の間違いです。
琉球新報記者がN1裏でリュウキュウウラナミジャノメの今季発生を確認。(2016年8月31日、東村高江・国頭村安波)



 9月1日にはワタシもN1裏で確認することができましたが、撮影はできませんでした。沖縄防衛局員が立っているフェンスのところを飛んでいました。

 9月1日にN1表周辺林内で撮影した本種。
琉球新報記者がN1裏でリュウキュウウラナミジャノメの今季発生を確認。(2016年8月31日、東村高江・国頭村安波)



 先月後半に高江・安波で見かけたリュウキュウウラナミジャノメはほとんどが翅のきれいな個体(羽化してあまり日が経っていない個体)でした。ここ数日、翅が傷んだ個体が少しずつ増えてきました。

 がんばって生きているんだなぁ。