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2021年04月09日

北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)

2021年3月27日、東村高江の1993年に返還された北部訓練場跡地で、
M14と見られる砲弾薬きょう
1発を発見しました。

直径が約12cm。
北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)



残っている部分の最長部分が約24cm。
北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)



周辺には複数の弾薬箱の他、返還地でよく見つかる米軍ゴミが見つかりました。

砲弾薬きょうのすぐ近くに埋もれていた弾薬箱2箱。
北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)


北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)



砲弾薬きょうの近くから集めた米軍ゴミ。
北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)



以下の赤字は今回の発見で指摘できる問題点です。

北部訓練場では実弾演習がおこなわれていないことになっています。なぜ砲弾薬きょうがその返還地にあるのでしょうか。

砲弾薬きょうが発見されたのは県道70号線から近い茂みの中で、市民が利用する場所のすぐ近くに弾薬が遺棄されていたのです。米軍の弾薬管理がずさんであることがわかります。

これは前から指摘していることですが、日米地位協定で米軍は返還する米軍施設の原状回復を免除されているので、米軍基地を一度建設してしまうと返還されたあとも危険物が残り問題を残していくのです。


砲弾薬きょうの発見を地元2紙が報道しました(両紙とも写真を載せていましたが、文字部分を大きく載せるため大変失礼だとは思いましたが省略しました。ごめんなさい)。

沖縄タイムス 2021年4月7日
沖縄タイムスは問題点をしっかりと書いています。
北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)



琉球新報 2021年4月8日
琉球新報は発見されたことだけを報じています。
北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)



これまでの経験から北部訓練場返還地で危険物が見つかっても全国で話題になりにくいということを知っています。砲弾薬きょう発見の事実を拡散させるために、4月7日、あえて弾底付近のみが見える角度で砲弾を掲げた自撮りを掲載しました。おかげさまでSNSで多く拡散していただきました。心配された方、怒った方もいらっしゃると思います。申し訳ございません。多くの拡散をありがとうございました。
北部訓練場返還地で砲弾薬きょうを発見。地元2紙が掲載。(2021年3月~4月、東村高江)




米軍がワタシを監視する理由がよくわかります。

米軍が沖縄に居続けるために県民に知られては困る真実をこれからも暴いていきます。