フタオチョウの観察 (2016年6月16日、17日、20日、沖縄島中部)

アキノ隊員

2016年06月21日 05:25


 ワタシが1年で一番忙しい時期がやってきました、梅雨明け後のフタオチョウのピークです。

 2016年6月16日、17日、20日に撮影したフタオチョウの卵~成虫を紹介します。

 メス。ぷっくりお腹がワタシみたいでかわいい。



 オス。翅に左右対称のビークマーク(鳥のくちばしの痕)。二尾が無くなったってハンサムだ。



 正面から見ても翅がかっこいい。



 テリトリーを張るオス。



 タブノキで吸汁する姿が数カ所で見られました。写真の右の虫はリュウキュウツヤハナムグリ。



 これでも一応縄張りを張っているのかな、、、。









 時々現れるメスをオスが追いかけます。





 メスにプロポーズする2頭のオス。とまっているのがメス。



 クワノハエノキに産卵。



 上の写真のメスが産んだ産卵直後の卵。てっぺんは平らですがくぼんではいません。



 4日後にはうっすらと幼虫の顔が透けて見えます。卵のてっぺんが少しくぼんでいます。





 成虫は12時半から活発に飛び始めました。16時~17時には葉や枝にとまって休みます。





 終齢幼虫。頭に寄生蠅の卵が3つ付いています。





 枝に逆さにぶら下がって死んでいる終齢幼虫を見つけました。腐っていて、枝を動かすとすぐに落下してしまいました。ウイルスにやられたのかな。



 サナギの殻が二つ見つかりました。サイズの違いは雌雄の違い?



 いまだにフタオチョウの第2報(幼虫の摂食行動について)を書いていないので、どうせなら今期も新知見を見つけて書き加えられたらいいなー。

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