IUCN会議で吉田邦彦教授がやんばる世界遺産の米軍問題に言及。琉球新報掲載。
今月15日に当ブログで、
マルセイユで開催されたIUCN会議で吉田邦彦教授(北海道大学・民法/環境法)が、やんばる世界自然遺産登録地の、米軍廃棄物残留などの米軍基地問題に言及したことと、その件が沖縄タイムスに掲載されたことを紹介しました(
https://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e12033844.html ) が、今日の琉球新報にも掲載されました。
琉球新報2021年9月17日
吉田さんは、ユネスコ世界遺産委員会の報告書では北部訓練場の問題について触れられておらず、世界遺産登録を勧告したIUCNの評価書でも米軍廃棄物についての言及はなく、米軍基地についての言及がごくわずかであったことを指摘しました。
IUCN幹部の方は、米軍に関する問題についてはよく知っている、と返答があったとのことです。
上記の赤字部分、かなり重要なことだと思うのですが、フェイスブックでもツイッターでも反応が多くありません。
吉田さんが過密スケジュールのなかで頑張ってくださったことを知っているのでとても残念に思います。
みなさんがこの程度の意識だから、ワタシが北部訓練場前で体を張らないといけないということに気付いてください。
普段から米軍機の危険飛行を訴えている人がいるのに、墜落したときしか騒がずもともと問題意識を持っていたかのような顔をする人たちにはうんざりだよ。
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