IUCN会議で吉田邦彦教授がやんばる世界遺産の米軍基地問題に言及(2021年9月、マルセイユ)

アキノ隊員

2021年09月15日 09:39

今月前半にフランス・マルセイユで開催されたIUCN会議で、北海道大学の吉田邦彦教授(民法)が、やんばる世界自然遺産登録地の、米軍廃棄物残留などの米軍基地問題に言及しました。私の作成したビデオも提出していただきました。

2021年9月15日の沖縄タイムスが報じました。





吉田さんは、ユネスコ世界遺産委員会の報告書では北部訓練場の問題について触れられておらず、世界遺産登録を勧告したIUCNの評価書でも米軍廃棄物についての言及はなく、米軍基地についての言及がごくわずかであったことを指摘しました。

IUCN幹部の方は、米軍に関する問題についてはよく知っている、と返答があったとのことです。


提出したビデオは、下記リンク先Youtube動画の1分55秒から19分12秒までを切り取ったものです。東村高江・国頭村安波のヘリパッド建設や米軍機の飛行の映像が含まれています。
https://youtu.be/nljeumZjQf0



吉田さんがIUCNに提出したレポートに掲載されている写真。記念写真のような記録写真(笑)。

吉田さんとワタシと不発弾。



吉田さんとワタシとFBJヘリパッド跡地。



どこからも邪魔が入らないように会議が終わるまで黙っていました。

吉田さん、超ハードスケジュールのなかで世界にやんばる世界自然遺産の真実を伝えていただきどうもありがとうございます!

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