北部訓練場民間警備の今期契約は約8500万円。警備の理由は・・・(2021年9月8日、琉球新報)

アキノ隊員

2021年09月09日 02:49

2021年9月8日の琉球新報で、北部訓練場で警備をおこなっている民間警備(全琉警備保障株式会社)のことし6月から来年3月までの契約の費用が約8500万円であることなどが報じられました。





当初、新設ヘリパッド周囲の民間警備はヘリパッド建設工事への市民の抗議に対するものであったはずですが、工事が終了したあとも継続しています。

琉球新報紙面には沖縄防衛局は警備を継続している理由として、「同訓練場の出入口で車両通行妨害が継続している」からとしています。

車両の通行妨害をおこなっているのは今のところワタシだけです。しかも止めているのはヘリパッド建設のための工事車両ではなく米軍関係者の車両です。

つまり、現在の民間警備は米軍さまのためということになります。だからことし2月からメインゲート前の警備を始めたのですよね?メインゲートは当初からヘリパッド建設工事車両は出入りしません。

米軍基地の警備は米軍側がおこなうものであるはずなのに、なぜ北部訓練場だけ日本の多額の税金を使って民間が警備をおこなっているのでしょう。


N4やN1ゲートでは車両が出入りする際のゲートの開閉業務も兼ねていますが、メインゲートは民間警備員が開閉をおこなうことができないので、メインゲート前警備に関してはワタシ一人を警戒するために立っていることになります(一度に二人も!)。なぜその程度のことを軍の警備員にやらせない!?

五十嵐敬喜さんがおっしゃるように、日本側が負担する理由や経緯を明らかにさせる必要があります。

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一人一室で無料の寮があるなんてすごいですね。

ワタシはこれまでにも北部訓練場の民間警備のあり方や費用について問題があると訴えてきています。しかし、世間の反応は大きくありませんでした。琉球新報の記事が出たことで気に留める人が増えるでしょうか。

記事中にある米軍からの「基地へのアクセス確保」要求、門の設置の件は知識不足のため、改めて投稿したいと思います。

ことし4月頃から北部訓練場周辺などで見かけるようになったピカピカのトヨタGRヤリスをアメパト風にペイントした全琉警備保障車両。社長さん儲かってんなぁ。こんな警備車両見たことないよ。(写真:2021年6月)









書いてる途中に眠くなってきたので終わりますが、このページは書き足すことがあるかもしれません。その際は新着ページでお知らせします。

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