FBJヘリパッド跡地で米軍ヘリが超低空飛行 (2021年1月11日、北部訓練場返還地)

アキノ隊員

2021年01月12日 03:13

2021年1月11日、北部訓練場返還地のFBJヘリパッド跡地へ行きました。

15時半頃からCH53Eヘリ2機編隊が上空を低空で旋回し始めました。

前を飛ぶ機体



後ろを飛ぶ機体



FBJヘリパッド跡地上をワタシが見ている間に2回、超低空で通過しました。

16時22分



16時25分



ヘリの音は18時半ころまで聞こえました。

離着陸面上に、伐採した樹木がまとめて置かれていました。



放射性物質コバルト60使用電子管の入っていた缶やコンクリートはまだ撤去されておらず、周りにロープが張られ、立ち入り禁止の札が貼られていました。





ヘリパッドの周囲で少しだけゴミ拾い。中国語と思われる文字が書かれたそんなに古くないゴミが地中から出てきました。


インターネットで調べてみると、「註冊」は「登記・登録」で、「商機」は「ビジネス」という意味だそうです。このゴミが何なのかわかりませんでした。
※2021年1月12日追記 「商機」と書かれていると思っていた部分は「商標」でした。「商標登録」と記された、台湾製ショベルのラベルでした。米軍のものではなく、沖縄防衛局に委託された業者の落としたものであると思われます。

斜面の下から引っ張り上げたゴムシートを伐採した樹木を置いてあるところに広げてその上に集めたゴミを置き、ゴムシートを半分被せておきました。





この地域の世界自然遺産登録の可否の発表まであと半年もありませんが、この森の上で低空訓練する様子を見ると、米軍としては登録推薦に協力する意思はなく、自分らが訓練に使っていたやんばるの森が遺産登録されなくても何の問題もないようです。

「米軍基地があったおかげで自然が守られた」という言説を広めたいのは誰?

米軍基地があることがいいことだと国民に思わせて基地を存続させることで恩恵を受けるのは誰?


いくらバカでもそろそろ気付けよ。

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