米兵のゴミ捨て場として使われていたタコツボを確認。(2020年2月10日、北部訓練場返還地)

アキノ隊員

2020年02月10日 23:12

2020年2月10日、北部訓練場返還地の歩行通路で米兵のゴミ捨て場として使われていたタコツボを発見しました。

野戦食の外袋がタコツボを覆うようにひろげて置かれています。あまりにわざとらしいのでまるでワタシの自作自演のようです。



下に何か埋もれているかもと思って掘ってみるとたくさんの小物のゴミが何重にも埋もれていました。主に野戦食の袋で、その中に入っているスプーンやタバスコの瓶、テープやコード、何の道具かわからないものがありました。ハングル文字と漢字の書かれた携帯食の袋もありました。



銃弾空包もまとめてたくさん埋もれていました。きれいに並んでいるものも多く見られました。



まだゴミは埋もれていましたが暗くなる前に調査を止めました。このタコツボ一つから45リットルゴミ袋一つ分のゴミが出てきました。



同じ場所から出た銃弾空包。100発ぐらいありそうです。ほとんどが空薬きょうと思われますが粘度の高い泥が付いているため、次回ジップロック洗濯をしてから空、未使用、不発に分けて数えます。



この場所には沖縄防衛局などによるテープの目印が付けられていません。まだ見つけきれていないのかもしれません。

現在、FBJヘリパッドの鉄板搬出事業が行われていますが、鉄板はまだ手を付けられていませんでした。鉄板の下から生えた樹木が痛々しいです。



この樹木にはピンクのテープが鉄板の在処の目印として付けられていますが、そのすぐ傍に落ちているオイル缶のようなものは片付けようと思えば片付けられるものなのに放置されています。



返還地はやっぱり広いなぁ。まだまだ落ちてるよ。

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