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2021年05月28日

米軍車両進行妨害時の違反切符でふっきれました。(2021年5月27日)

こちらのページを見る前に直前のページをご覧ください。
https://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e11938652.html
※リンクを貼り直しました。
ワタシは昨日、ノグチゲラの営巣を観察するために安波に向かっているはずでした。しかし、上記リンク先のようなことがあり交通違反の切符を切られました。
米軍車両進行妨害時の違反切符でふっきれました。(2021年5月27日)



でも、これをするしかない状況に追い込まれていました。

ワタシはこれからも米軍を追い出そうとする行動をやめるつもりは当然ありません。

沖縄に生まれ、沖縄の自然や生き物たちを守るために犯罪者になるのはしかたがないと、今回のことでこれまで以上に思いました。

ワタシは米軍によるやんばるの自然破壊と、この地域の世界自然遺産推薦の不自然さを訴え、やんばるの生き物たちを米軍から守るためにこれまでにも何度も行動を起こしてきました。前線で体を張り、リスクを負ってきました。

一方で、米軍によるやんばるの自然破壊に言及せず、世界遺産登録を推進したり、登録勧告を喜んだりしている、自然が好きなフリをしている人々がいます。

その中には、自然を利用して仕事をしている(お金を得ている)人も多くいます。世界遺産に登録されれば仕事が増える人もいます。

そして、米軍基地に反対したり、やんばるの世界遺産登録はおかしいと思いながらも、彼らを批判しない人もたくさんいます。

自然を守ろうと行動しているワタシが前線に出て罰を受け、自然が好きなふりをしている人々が安全地帯で楽しく生き物を搾取できている今の状況はおかしすぎる。

ということで、ワタシはこれまで以上に、彼らを批判することにしました(大手観光業者など、誰でもすぐ思いつくものに対する批判は他にお任せします)。

いままで誰も自分をこのことで批判するなんて思っていなかったでしょ。
この先も今の姿勢のままで安全地帯にいられるなんて思わないでください。

とりあえず今思いつくものだけいくつか書いてみます。全国的に有名と思われる方のみ名前を出します。


沖縄で一番有名な昆虫写真家
企業等から依頼され動物の絵を描いている売れっ子のイラストレーター
メディアに取材されるほど知られているフィールドガイド
世界遺産登録推薦に絡んで音楽イベントをする喜多郎氏
JAL奄美・沖縄世界自然遺産登録推進キャンペーンソングを歌う夏川りみ氏と作曲者BEGIN島袋優氏
世界遺産候補地がある地域の住民の一部

そして、
上のような同業者を批判できないヘタレアーティストやヘタレ生物研究者・愛好家
上のような人たちに米軍に関するコメントを取らないヘタレ記者


特にヘタレアーティストには、批判力がないならもうアーティスト名乗るのやめたら?と思っています。音楽家だけど、絵描きだけど、表現者ではない。ヘタレはそれでいいんじゃないでしょうか。

とりあえず今日はこのぐらいで。

もう迷いはありません。これからどんどん批判していきます。

権力の暴走に目をつぶれば安全地帯で自然を搾取できる、という環境を変えていきます。