2018年09月08日
北部訓練場返還跡地で空包弾帯など約300発確認 (2018年9月、国頭村安波)
ことしに入って弾の話が続きます。
今月6日、国頭村安波の北部訓練場返還跡地でリュウキュウウラナミジャノメを追いかけていたら、布に包まれた状態の未使用の空包弾帯など約300発の空包や空薬きょうを見つけました。
チョウチョを追いかけていったら斜面の茂みの中で布に包まれた弾帯を見つけました。見つけたときはこういう状態。
布をめくってわぁビックリ。未使用の空包が連なっており、約130発ありました。
もっとあるかもしれないと思い虫を撮影しながら周囲を歩くと2種類の空包(未使用や不発)や空薬きょう(使用済みの空包、折れた空包)を合わせて200発ほど見つけました。たくさん撮影しましたが1枚だけ貼りますね。
発見した日は後に用事があったため、翌日に警察に通報。おまわりさんが弾帯を撮影。
かき集めた弾(弾帯除く)を見る運動靴のおまわりさん。
側溝の水中にも20発ほど落ちていました。こちらは数えず分類もせずにそのまま引渡しました。
数え終わったあとにも10~20発見つけましたが、こちらもきちんと数えず分類もせずに引き渡しました。
弾以外に野戦食の袋複数、ケミカルライト2本、何かの部品複数、カーキ色の紐やテープなどが見つかりました。
※2018年11月19日追記 下の写真の金属部品はスモークグレネード(煙幕手榴弾)の安全レバーということがわかりました。
空薬きょうは持ち帰ろうと思って分類したのにおまわりさんに没収されちゃいました。数がたくさんあって全部が空かどうかをおまわりさんが現場で確認する時間は取れないのでしょうがないですね、、、。
この件は今日(2018年9月8日)の沖縄タイムスと琉球新報が報じました。
現場に来たおまわりさんとは別のおまわりさんから、この場所は米軍の野営訓練に使用されていたと聞きましたが、沖縄防衛局は昨日の時点で発見場所がまだ把握できていなかったのか、「返還跡地かどうか確認中」と沖縄タイムスの記事中で答えています。
電子版
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/311580
ヤフー版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00311580-okinawat-oki
琉球新報は電話取材だったため、ワタシがうまく数を伝えられず(合計数でなく分類したそれぞれの数やあとから見つかった数を分けて伝えたため話がややこしくなった)確実な数として少なめの数で報じられていました。○○発以上と書いてあるので間違いではないのですが、「どうしてタイムスと新報で数が違うの?」という質問があったため、念のため書いておきます。
電子版
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-799494.html
ヤフー版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000013-ryu-oki
米軍廃棄物発見の記事が掲載されるたびに「チョウの調査中に見つけたと言っているがチョウが地表に飛んでいるのか」というネトウヨ氏の発言を聞くのですが、これまで足元を飛ぶチョウの存在に気付くことのできなかった環境で育ったことを不憫に思います。ワタシの調査しているリュウキュウウラボシシジミとリュウキュウウラナミジャノメは地表近くに生息しています。
今回ワタシにココホレワンワンしたのはこの子です。(写真:2018年9月6日、弾帯等を見つけたのと同じ場所)
現場を調査しているワタシやおまわりさんを横目に交尾するバッタのカップル。
物騒な話が続いていますが時間ができたら最近撮影した虫の報告をしますので楽しみにお待ちくださいね!
※2018年11月19日追記 この記事の投稿後にこの場所は北部訓練場内であることがわかりました。詳しくは以下のリンク先でご覧ください。
https://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e10706629.html
今月6日、国頭村安波の北部訓練場返還跡地でリュウキュウウラナミジャノメを追いかけていたら、布に包まれた状態の未使用の空包弾帯など約300発の空包や空薬きょうを見つけました。
チョウチョを追いかけていったら斜面の茂みの中で布に包まれた弾帯を見つけました。見つけたときはこういう状態。
布をめくってわぁビックリ。未使用の空包が連なっており、約130発ありました。
もっとあるかもしれないと思い虫を撮影しながら周囲を歩くと2種類の空包(未使用や不発)や空薬きょう(使用済みの空包、折れた空包)を合わせて200発ほど見つけました。たくさん撮影しましたが1枚だけ貼りますね。
発見した日は後に用事があったため、翌日に警察に通報。おまわりさんが弾帯を撮影。
かき集めた弾(弾帯除く)を見る運動靴のおまわりさん。
側溝の水中にも20発ほど落ちていました。こちらは数えず分類もせずにそのまま引渡しました。
数え終わったあとにも10~20発見つけましたが、こちらもきちんと数えず分類もせずに引き渡しました。
弾以外に野戦食の袋複数、ケミカルライト2本、何かの部品複数、カーキ色の紐やテープなどが見つかりました。
※2018年11月19日追記 下の写真の金属部品はスモークグレネード(煙幕手榴弾)の安全レバーということがわかりました。
空薬きょうは持ち帰ろうと思って分類したのにおまわりさんに没収されちゃいました。数がたくさんあって全部が空かどうかをおまわりさんが現場で確認する時間は取れないのでしょうがないですね、、、。
この件は今日(2018年9月8日)の沖縄タイムスと琉球新報が報じました。
現場に来たおまわりさんとは別のおまわりさんから、この場所は米軍の野営訓練に使用されていたと聞きましたが、沖縄防衛局は昨日の時点で発見場所がまだ把握できていなかったのか、「返還跡地かどうか確認中」と沖縄タイムスの記事中で答えています。
電子版
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/311580
ヤフー版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00311580-okinawat-oki
琉球新報は電話取材だったため、ワタシがうまく数を伝えられず(合計数でなく分類したそれぞれの数やあとから見つかった数を分けて伝えたため話がややこしくなった)確実な数として少なめの数で報じられていました。○○発以上と書いてあるので間違いではないのですが、「どうしてタイムスと新報で数が違うの?」という質問があったため、念のため書いておきます。
電子版
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-799494.html
ヤフー版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000013-ryu-oki
米軍廃棄物発見の記事が掲載されるたびに「チョウの調査中に見つけたと言っているがチョウが地表に飛んでいるのか」というネトウヨ氏の発言を聞くのですが、これまで足元を飛ぶチョウの存在に気付くことのできなかった環境で育ったことを不憫に思います。ワタシの調査しているリュウキュウウラボシシジミとリュウキュウウラナミジャノメは地表近くに生息しています。
今回ワタシにココホレワンワンしたのはこの子です。(写真:2018年9月6日、弾帯等を見つけたのと同じ場所)
現場を調査しているワタシやおまわりさんを横目に交尾するバッタのカップル。
物騒な話が続いていますが時間ができたら最近撮影した虫の報告をしますので楽しみにお待ちくださいね!
※2018年11月19日追記 この記事の投稿後にこの場所は北部訓練場内であることがわかりました。詳しくは以下のリンク先でご覧ください。
https://akinotaiinnorinshitaiken.ti-da.net/e10706629.html
Posted by アキノ隊員 at 15:18
│東村高江・国頭村安波│社会問題