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2018年08月09日

翁長沖縄知事死去後の米軍ヘリ・オスプレイの訓練 (2018年8月8日夜、東村高江)

2018年8月8日、19時過ぎに翁長雄志沖縄知事の死去が報道されました。

その直後の19時40分頃、東村高江で2機の米軍ヘリが別々に低空飛行で旋回訓練を行っていました。開始時刻は記録していません。1機はN4ヘリパッドを使用していました。この2機はどちらも20時半頃に旋回訓練を終えました。

21時10分頃と21時40分頃、米軍ヘリが1機、低空飛行で通過しました。

これで今日の訓練は終わりだろうと思いましたが、22時頃、オスプレイ1機がN4ヘリパッドへ飛来し、低空飛行で旋回訓練を始めました。
翁長沖縄知事死去後の米軍ヘリ・オスプレイの訓練 (2018年8月8日夜、東村高江)



6回旋回し、22時半頃に訓練を終えました。

訓練していたらいつの間にか22時を過ぎてしまった!というわけではなく、22時から訓練を開始したのです。

米兵は沖縄の知事が亡くなったことを知らないのでしょうか。

19時51分、この状況があまりにも悲しくて、沖縄防衛局に電話しました。

「翁長知事の死去で悲しんでいる高江住民が多くいるはず。その頭上で米軍が低空飛行で何度も旋回し騒音を撒き散らす状況はあまりにもひどすぎる。今すぐ米軍に訓練を中止するように伝えてください。」

電話を対応した職員はわかりましたと言っていましたが、結局22時半まで訓練は続きました。

訓練の終わった森は動物たちの声がよく聞こえました。ホタルもよく飛んでいました。

森の動物たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

こんなにまで米軍にバカにされても米軍が沖縄に居座ることを容認する人の気持ちがわかりません。

自分が直接被害にあわなければそれでいいのか、、、。

改めて沖縄は占領されているのだと実感しました。

※2018年8月10日追記 8月9日も高江では22時15分まで米軍機が訓練を行っていました。翁長知事死去だけでなく長崎原爆の日も彼らには関係ないことのようです。