アキノ隊員の鱗翅体験

　2015年4月7日、「キャラクターサイクルジャージCLUB-GCD」様からのメールマガジンで、在沖米軍に装備品のカスタムを行っている「沖縄オードナンス」様とのコラボ商品でウルトラ警備隊に関する商品（米軍パイロットに支給されていたヘルメット用携行バッグをリメイクした自転車ヘルメット用バッグ）を近日販売するとのお知らせをいただきました。「円谷様からも一発OKのこの企画」とのことでした。

　そこで、私は4月8日に、円谷プロダクション様に以下の要望書を提出しました。
　『在沖米軍に関係する企業とのコラボ商品に対する許可を取り消してください。』



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　円谷プロダクションのＨ様が、本商品の企画を担当している営業部と私の間に入ってやりとりしました。

　6月30日に円谷プロダクション様から最終的なお返事をいただきました。

　細かいやりとりの記述は省きますが、結果は「当該企画の許可を取り消さない」というものでした（Ｈ様は営業部や法務部の決定を私に知らせただけであり、Ｈ様のお考えや思想ではありませんので誤解のないようよろしくお願いします）。

　円谷プロダクション様の方向性として、在沖米軍に関係している業者と関わる（米軍と間接的に関わる）ことと、その影響（沖縄のファンに対する影響等）を問題としていないのであれば、大変悲しいとは思いますが、私としてはこれ以上申し上げることはありません。

　沖縄の人々が辺野古に米軍基地を、高江に米軍ヘリパッドを作らせないと闘っている今、この企画を通すということは、円谷プロダクション様もただ経済的なロスを回避したいわけではなく、それなりのお考えや覚悟があるのだと思います。

　私のブログに要望書を提出したことを記録として残すことはＨ様に伝えてあります。沖縄のファンの小さな抵抗です。円谷プロダクションさまには何の影響もありません。